課題解決タイトル | フィルム用パンチの素材変更補修による延命化 | ||
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クライアント | フィルム加工業者 | 業種 | フィルム加工 |
製品名称 | パンチ・ダイ | 切断対象物 | フィルム |
課題 | 刃物を延命化させたい | 提案の結果 | 補修時に刃先素材を変更することにより、長寿命化が実現できた |
お客様の課題・お困りごと
フィルムに穴あけ加工する際に、パンチ・ダイでのセットを使用されておられます。 特定の種類の商品について、定期的にまとまった量の生産が必要なため、それに対して刃物を延命化することで刃替えをせずに生産したいとご要望をいただきました。
当社のご提案内容
パンチ・ダイは通常SKDで製作されているのですが、パンチの先端部分、ダイのあて部分の材質を超硬に変更することで、延命化することをご提案しました。
提案ポイントとお客様のご感想
今回の提案ポイントとしては、摩耗によって使用できなくなった刃物を流用し、補修強化することができたことです。 パンチ形状によって対応可能なものは限定的ではありますが、今回の改善の実施で延命化を図ることができました。 また、捨てるものを再利用できたことも環境問題の観点からも良い点であったと感じております。 お客様からもロット生産品に刃替えの必要がなくなったことのご報告もいただきました。