課題解決タイトル | 印刷物の断裁時の縦スジ傷の抑制 | ||
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クライアント | 紙加工業者 | 業種 | 紙加工業 |
製品名称 | 断裁包丁 | 切断対象物 | 紙 |
課題 | 断裁機で印刷物を裁断する際に、縦スジ傷がついてしまうのをなくしたい。 | 提案の結果 | 機械清掃、定期メンテナンスの実施により縦スジ傷の発生を解消 |
お客様の課題・お困りごと
印刷した紙を断裁機にて裁断を行っているお客様から切断部分(紙を重ねたもののの側面部分)にひっかいたようなスジ傷が入るのを解消したいとご相談がありました。
当社のご提案内容
重ねて紙の側面部分は刃が実際におりるところですので、様々な要因が考えられます。 紙に傷をつける原因を探り、下記の通りそれに対する処置を講じさせてもらいました。 ①刃先に傷がある・・・刃物の研磨 ②刃裏に傷がある・・・傷の有無の確認し、出っ張った傷をなくす ③それ以外の部分・・・取りつけ時刃物にあたる部分の傷の除去のお願い
提案ポイントとお客様のご感想
今回は傷がついていた原因は機械部分の傷によるものでした。 今回の提案ポイントとしては、お客様と一緒に原因の究明ができた点です。刃物の管理と加工時の状況をきちんと共有でき、お客様から正確なフィードバックできたことです。 なお、断裁機のメンテナンスとして、刃物が接地する部分とクランプ等の製品に接地する部分は、番手の細かいサンドペーパー等で数か月に1回でもメンテナンスすることも推奨させてもらいました。 お客様からは傷がなくなったことを喜ばれたの、知らなかった使い方も助言もらえたのはありがたいという言葉もいただけました。