課題解決タイトル | 粘着シートフィルムの切れ残り削減 | ||
---|---|---|---|
クライアント | フィルム加工業者 | 業種 | フィルム加工業 |
製品名称 | スコア刃 | 切断対象物 | フィルム・紙 |
課題 | 切れ残りが発生する | 提案の結果 | 切れ残りの抑制、刃物交換頻度の減少 |
お客様の課題・お困りごと
粘着シートフィルムを切断する際に、切れ残りが発生する。刃物やセッティング方法によって、うまく切れる場合と切れない場合があり安定しない。刃物を交換してもうまくいくかどうかは取り付けて切ってみないとわからないため、刃物の交換頻度も高く作業面でも手間がかかる。
当社のご提案内容
まず、切れ残りが発生する原因の可能性を洗い出しました。以下の可能性をお伝えしました。 ①刃物の真円がでていない②ベアリングに振れがある③アンビルロール(刃を受けているロール)が振れている④その他 その後、①の真円を訂正すべく精度の高い研磨を実施し、全数振れ検査を実施しました。
提案ポイントとお客様のご感想
お客様から使用刃物をお預かりして、再研磨加工をしたものをテスト使用していただき、本格使用に採用いただきました。 取りつけたものは切れ残りが発生せず、安定的に生産できているとお喜びいただいております。 弊社は自社内で研磨加工場(刃物サービスセンター)を有しており、精度の高い研磨が可能です。 お客様の課題に対して、お持ちの刃物で仕様変更等もテストをした後、本採用できるためリスクも少なく改善ができるのは弊社にお問合せいただくメリットの一つだと考えております。 現状の加工を見直したいと考えておられましたら、ぜひ一度ご連絡ください。