課題解決タイトル | 材質変更および高精度化による丸刃の延命化について | ||
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クライアント | フィルム加工業者 | 業種 | フィルム加工業 |
製品名称 | 丸刃(両刃) | 切断対象物 | フィルム |
課題 | 刃持ちが悪い | 提案の結果 | 素材変更と加工の高精度化を行うことで、大幅に刃物の延命化を達成した |
お客様の課題・お困りごと
フィルム系の製品を切断する際に、市販品の丸刃を使用していたが、刃持ちが悪く製品が安定的に切れないとご相談いただきました
当社のご提案内容
市販品は手加工で使用するため、あえて精度をだしていないものも多いため、切断条件にあった刃物をオーダーメイドで製作することをご提案しました。その際に、現状より以下のことを変更することをご提案しました。 ①精度(真円度)を向上させること ②硬度を上げた素材を使用すること ①・②が実現するための形状と刃先加工方法などを選定し、ご提案しました。
提案ポイントとお客様のご感想
今回の提案ポイントは費用対効果です。市販品の刃物はとてもリーズナブルで調達しやすいメリットはあります。しかし特殊なものを切断しているお客様には専用の刃物を製作した方が、トータルコストを抑えることができる可能性があります。 今回のケースの場合、価格面では1枚数十倍と大幅にあがりましたが、100倍以上長持ちしています。 お客様からは、延命化によるランニングコストの低下についてお喜びいただけましたが、それ以上に交換の手間、切れなくなってないかという心配・チェックする頻度が下がったため生産効率があがったと評価いただきました。