課題解決タイトル | 衛生用品用カッター刃の錆対策について | ||
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クライアント | 不織布加工業者 | 業種 | 不織布加工 |
製品名称 | カッター刃 | 切断対象物 | 不織布 |
課題 | 錆が製品に付着する | 提案の結果 | 刃物にコーティングすることで錆の発生を抑制した |
お客様の課題・お困りごと
衛生用品を加工しているお客様から、カッター刃に錆が発生し商品に付着する可能性があるため錆にくい刃物が欲しいとお話いただきました。
当社のご提案内容
お客様の切断条件(機械構造など)を考慮し、現状刃物にコーティングすることをご提案しました。 一般的に超硬はSKSやSKHに比べて、錆びにくいのですが硬度が高いため割れたり欠けたりするリスクが高まります。 またSUSやステライトは硬度が低くなり、刃持ちが悪くなるケースがあります。
提案ポイントとお客様のご感想
今回のお客様の使用方法にあった対応として、コーティングを選択させてもらいました。同じ課題でも切断条件によって、提案内容が変わってきます。 錆の発生しやすい部分が刃先ではないため、コーティングを行っても再研磨の際に再コーティングすることなく、ご使用いただいております。 お客様からは衛生用品のため特に金属混入と錆には気を使っており、仕様変更後刃物への錆は見られないので安心だというお声をいただきました。